UPWARDのIPOの道のり
東京証券取引所には現在「1部」「2部」などの市場区分がありますが、2022年4月からは「プライム(プレミアム)」、「スタンダード」、「グロース(エントリー)」の3市場に変わります。UPWARDはこれから事業規模を拡大していくため、この「グロース」市場への上場と、海外進出を目指しています。
IPOは、資金調達や採用の面で大きな力を発揮します。海外進出には言語のアップデートや文化へのフィットが必須となりますが、そうした開発費用の調達にも寄与します。
UPWARDのようなSaaS企業は、基本的に「サブスクリプションモデル」という継続課金型のビジネスモデルです。収益の予測が比較的しやすいため、長期的な視点で事業を運営できます。満足度の高いサービスを提供し、お客様に満足していただくことで、LTV(Life Time Value:顧客生涯価値)を延ばしていければ、我々の収益も高めることが出来る。そういったお客様と一緒に歩んでいける、という点も魅力的ですよね。
ただ一口にIPOの準備といっても、取引所の求める事業計画や会計審査には高い基準が求められるので、書類提出や細かなルール設定によって、開発や営業がスムーズに動けなくなるなどの“やりづらさ”が出てきます。
現場の意見を聞きながら、オペレーションとのバランスをうまく図りながら対応していきたいと考えています。
これからの営業活動とUPWARD
Withコロナの時代で、オンライン会議などが普及しましたが、人が人に会い、サービスの価値を伝え、提供していく、という本質的な部分は絶対に変わることはないと考えています。
今後の営業活動をよりスマートにしていくということは、今後の社会全体において大きな役割を果たすのではないかと考えています。
私が新卒の頃に感じていたような、「訪問しろと言われても、どうすれば良いか分からない」という想いを抱えているフィールドセールスの方々に、IPOを通じて、より広くプロダクトを届けることが私のミッションだと考えています。
お客様へメッセージ
IPOを目指すことで、お客様のご要望によりタイムリーに、且つ適切に対応できるよう、UPWARDの体制が一層整備されると思います。
また、IPOにより、さらにお客様の役に立つサービス開発への積極投資が可能となります。
今後とも弊社のサービスの進化に、ぜひご期待ください。